場所:群馬県桐生市相生町1丁目303-1
食べた品:煮干しつけめん810円 冷やしらーめん~風~742円
おススメ度:92% 93% (ポテンシャル120%以上)
水曜・第4木曜定休、7:00~14:30(材料なくなり次第終了)、カウンター7席・テーブル2.前からどうしても行きたくて家族旅行の合間におじゃましたものの、到着が13:30位で「麺ぎれの為終了」の看板が!高速使って遠い所から来たのに~と家族で立ち尽くしていると店内の窓が開いて、店主から「麺ぎれでなく、スープ切れだけど、冷やしなら出来るよ」との事。残念だけど仕方ない、腹も減ってるし!実際にあるメニューは、朝10時までの朝らー定食(かけそば&チャーシュー丼)702円、小麦三昧1296円お醤油らーめん702円味玉醤油810円チャーシュー醤油972円味玉チャーシュー醤油1080円、みそらーめん864円みそチャーシュー1134円、塩らーめん702円味玉塩810円チャーシュー塩972円味玉チャーシュー塩1080円、煮干しつけめん810円。材料が高価なのでお値段もかなり高価!煮干しつけめんなら1杯出来るという事で、先ずはそれ、九十九里産白口煮干しをガツン!と炊いたつけダレに全粒粉も混じったモチモチ小麦味がする太麺、つけタレの匂いは煮干し臭いが不思議と味は臭くなく高級煮干しならではの初体験の味。残りは出汁スープが無いとの事で3つ頼んだ冷やしらーめん~風~、高級海苔1枚・ねぎ・コンフィというフランスの調理法を使った大山どりのコンフィ1枚と那須高原豚のコンフィ1枚、とりコンフィは柚子とオリーブオイルで香り付け、豚コンフィはなんと!パインジュースとスターアニスで香り付けをしているそうで、一口食べて「なんだこの味???」となった理由がわかる、ちなみに子供は素直に「変な味!」との事(笑)麺はしっかり固茹で手打ち蕎麦の様な食感の自家製細麺、凄い麺だけど好き嫌いが分かれる、スープは天然一等昆布ベースに白口煮干し・鬼極上背黒煮干し・宗田節と原料が高そう!冷やしだと油が固まって使いにくい香味油も上手く使い、焦がし葱風味で味を重ねている、結果的にはさっぱりスッキリ味、焦がし葱風味が強い、子供達は「飽きる」とか焦がし葱に??だったが大人の味だからわからなくて良い(笑)今回は残念ながら食べたかった塩や味噌や醤油が欠品で残念だったが、食べたものの結果は別として物凄いポテンシャルを感じた。コンセプトは「伝統と創造」曜日ごとにBGMを変えたり、限定創造的メニューを次々と繰り出し、店主は創作料理人でありプロデュース力もあるのがよくわかる。これこそ引き算・割り算の出来る料理人!何よりもホームページやツイッター・フェイスブックを駆使して、食材や製法、そして思いを伝える!超現代的未来型ラーメン屋で参考になる事が多数ある。ただ雑だけど旨いラーメン屋があったりもするし、芝浜の様に素材への探求心、知識と技術は素晴らしいが万人が旨いと思うかどうかはラーメンの面白いところ。
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