塩分と化学調味料に関しての考察

ラーメンはご存じの通り、基本塩分の高い食品です。ラーメンを食べて「しょっぱい!」「薄い」とスープを飲んで感じる事があるが、人それぞれの塩分濃度の適正が違う。その人の基準は子供の頃飲んだ『母の作った味噌汁』が大いに影響している。私自身、父が沸騰仕立て熱々でかなり塩分高めの味噌汁を好み、それが最初の基準となった、但し有難い事に、今は嫁が育った環境からか?健康に気を使ってくれるからか?塩分濃度低めの味噌汁を作ってくれる。最初は何だ!薄い!と思ったが、慣れてくるにしたがって実家に帰って母の作る味噌汁を久しぶりに飲むとしょっぱい!と思う。それが今の基準となった。もちろん提供温度にも関係がある。熱々であれば濃い味もダイレクトには感じにくい。ぬるめだと塩分も味もはっきりわかる。ラーメンに戻るが、もちろんスープは熱々がうれしい。但し、繊細な天然出汁スープや鶏白湯や豚骨など実は超熱々よりも若干熱い程度が一番味がわかる。調理系ラーメンやニボニボスープなどのヌルイは苦手・・・まあ冬にどんぶりを温めてなかったり、トッピングが冷え冷えなのは問題ありますが・・・。また塩分を判断する時に体調もかなり影響します。特に飲んだ後などは、あっさり系・コッテリ系に限らず塩分が若干濃い方が美味しく感じる<<ラーメン店で昼と夜にカエシの量を若干変えているという店もあるのも納得できる>>ラーメン大好きな方の特徴として、水分を多く取り、汗っかきが多いのも頷ける(よくいえば新陳代謝が良い)。当然カロリーが高めの食品なので、太めの方が多いが、ハード系スポーツをして体系維持している方も多い気が。

「化学調味料」なんと響きの悪い言葉!せめて「うま味調味料」と言えばいいのに・・・ラーメン界では化調・無化調という言い方が多い。その昔はグルソー(グルタミン酸ナトリウム)は石油から合成していたなんて時代もあったからかなぁ。1908年味の素の創設者である池田博士が昆布から抽出したグルタミン酸を「うま味」と命名して、新しい味覚としたのは偉大なる発見であったはず。味の素は今ではさとうきびから抽出・ハイミーは昆布・鰹・椎茸から抽出されるグルタミン酸である。ともあれ、昔ながらのラーメンと題して、どんぶり一杯に入ったグルソーをゴムで先を縛った割り箸でザバッザバッと入れられるのは苦手である。かといって無化調ラーメンと題して天然出汁の欠如によるボケた味のラーメンも感心しない。個人的には耳かき一杯程度の化調は美味けりゃいいじゃん!の話。出来るだけ天然出汁を使ったラーメンはもちろん一番好きですが、原価がメチャメチャ高くなるのは当たり前の話。例えば、たまにだが自分で天然出汁のみの味噌汁を作るが、昆布、そして大量の鰹節または煮干しが必要になる。多少量が少ないとやはりわずかだが「ほんだし」を入れると味がまとまるのも事実。ほんだし無しの場合、材料が大量に必要。現代では醤油・味噌をはじめあらゆる調味料にアミノ酸と書かれたいわゆる化調も入っているので、完全無添加というには難しい。美味しいラーメン店で油(鶏油・ネギ油・海老油などなど)に旨味を凝縮している店が増えている。ビリビリする化調ラーメンは苦手だが、化調アリ無しでそれこそピリピリする事もないし、無化調=絶品という事もない。「大井課長」や「大杉課長」(笑)でなければOK!ただ天然出汁多めがやっぱり美味いのは間違いない!お気づきの方がいるかどうかわからないが、記載文章には化調強めに入ったうまいを「旨い」天然出汁多めは「美味い」と使い分けてます(笑)タイ料理やベトナム料理は好きだけど、タイ・ベトナム現地でかなりの量の旨味調味料が使われてきているのは少し気になる。

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麺マッチョ新大店<閉店>

場所:新潟市西区坂井785

食べた品:ラーメン850円(にんにく普通、野菜・かつお・カラメ・あぶら全てチョイ増し)

おススメ度:87%

竹尾の人気店2号店が潤UNIV.跡地に出店。こちらの店頭にはマイクタイソンのフィギュア。前とは内装をガラリと変え、真っ赤な壁にカウンター16席のみ。最新の音声ありタッチ画面自販機でチケット購入。カウンターの周りにぐるりと待ちベンチが囲み右奥から順に詰めて座って行くのが暗黙のルール。メニューはラーメン850円を基本に味噌・辛味噌・豚入り・カレーラーメン、つけ麺・辛つけ麺・カレーつけ麺、まぜそば(台湾まぜそば)や横浜ラーメン進化系なるメニューも!よくばりDON各種390円など。確かに野菜・にんにく・かつお・カラメ・あぶらなどは無料だが基本のラーメンが850円とはなかなか!その他に有料トッピングもある。大量のもやし・少しのキャベツ・鰹節・豚バラ肉厚切チャーシュー1枚・麺はしっかり食感の太めゆるいカーブ麺、油の浮いたチョイカラメにしてしまった事を後悔するメチャしょっぱい醤油感強いスープ。ガッツリ系ラーメンなので大学生や若い連中には立地的に向いているかも!?もやしは多いが麺の量はそれほどない。この手ならやはり本物二郎がすきかな!?「イエロー」とガッツリ対決!「味濱家新潟大学前店」と横浜とんこつラーメンで対決!とかなり挑戦的ですね!

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やそべ<移転・水木日昼のみ営業>

場所:新発田市本田3648-4 → 阿賀野市北本町23-20へ移転

今回食べた品:黒味噌野菜らーめん840円

おススメ度:91%

前回元祖味噌が美味しかったので再訪、メニューが若干変わっていたので書きます。やそべらうめん(あっさり細麺)690円とんこつ味噌野菜800円ピリ辛とんこつ味噌野菜820円ピリ辛ごま味噌担々麺800円黒味噌野菜840円黒辛味噌野菜860円岩のり極旨白醤油820円塩野菜780円など。夏の一押しとして旨辛醤油800円、夏、昼限定のつけ麺820円など。番付にある一番人気のとんこつ味噌か悩んだが、黒味噌の言葉に黒味噌野菜らーめんを注文。キクラゲ・半熟玉子1個・バラ肉チャーシュー2枚・筍スライス2枚・もやしキャベツ玉ねぎ炒め・黒胡麻肉味噌、麺は札幌系のやや太麺、スープはスタンダードな味噌味で抜けは早く意外とあっさり。黒の修飾語が味噌だと思って黒味噌食べたかったが、黒胡麻に味噌でした(笑)大盛無料ですが、野菜のボリュームもあり、麺もなかなか量あります。個人的に前食べた元祖味噌らーめん押しですね!とんこつ味噌野菜も興味あります。

前回(2015.1.27)食べた品:元祖味噌らーめん(大盛)780円<大盛無料>  おススメ度:93%

結論からこの元祖味噌らーめん!おススメです!!実はシンプル系のラーメンを食べた仲間の評判が今一つだった為、足が遠のいていて初来店、カウンター4席・テーブル2・小上がり3テーブル。隣はホルモン村とつながっている(オープン当初は全てやそべだったが、今は分けて営業)店には昭和なメロディーが流れる。火曜は2人勤務の為メニューは限定されている<元祖味噌らーめん780円とあご出汁の塩らーめん780円、どちらも大盛無料>火曜日以外はフルメニュー。頼んだ元祖味噌らーめんは、キクラゲ・メンマでなくシャキシャキのカットタケノコ・やや濃い味のトロトロバラ肉チャーシュー2塊、硬茹で黄色い縮れ中太麺、ピリ辛唐辛子にニンニクとスライス玉ねぎともやしをラード炒め!豚骨ベースに魚介の旨味白味噌ベースで甘みある味噌スープ、ドロドロでなく薄っぺらでもない美味しいスープ。大盛無料との事で大盛にしたが、なかなか無くならない!普通で170gの麺で大盛で約260gもあるようだ!炒めた野菜含めて結構なボリューム!イイのは麺がプラスチック系硬茹ででのびにくい事とラードが膜となりスープは最後まで熱々である事!この麺に好みは分かれるかもしれないが、元祖というだけあって、スタンダードな味噌らーめんの中でおススメです。ラードで炒めた玉ねぎもやし、甘みある白味噌ベースのコクのある熱々味噌ラーメンをお探しの方是非!!

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とらまる

場所:新発田市中田町1-1691-1

食べた品:とらまるらーめん690円

おススメ度:87%

11:00~21:00 無休。カウンター10席・小上がり5テーブル。とらまるらーめん(豚骨背脂醤油)690円濃厚とら味噌らーめん(濃厚背脂味噌)790円とらつけ麺(魚介豚骨)730円ヤミツキ麻婆麺(旨辛麻婆)890円が基本、チャーシューはプラス310円、特製(具沢山)はプラス250円。頼んだ「とらまるらーめん」は、海苔三角1枚・小葱・生に近いシャキシャキ湯通しキャベツともやし・海藻2種(赤い杉のりと青とさか)肩ロース肉のチャーシュー1枚(こだわりとあるが私の好みではない)、中太ストレート麺、背脂タップリの魚介の効いた甘みのある豚骨ベース醤油スープ。かなりの脂に海藻・もやし・キャベツはさっぱりとまではいいが、麺が少なくもやしとキャベツのあり過ぎる食感でラーメン(麺)が食べたいという基本の欲求にかられてしまうのは私だけ?脂ギッシュなこの手ならおそらく味噌か麻婆麺が美味しそう!

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来来亭 新潟白根店<閉店>

場所:新潟市南区能登404−1

今回食べた品:チャーハン定食857円<新潟限定平日ランチサービス>大盛(2玉)・ねぎ多め無料

おススメ度:82%

時間がないのとお腹が減っていたのとで来店。チャーハンセットで安く、大盛無料、ねぎ多めで頼みました。低加水ストレート細麺は硬めにして正解でした。ネギも多め、臭みのないキンキンとした味の豚骨ベース、油ものった醤油スープ、ただ肉の味のしないチャーシューは頂けません。チャーハンはソース味の濃ーい味付けでした。平日なので二人で切り盛りしていましたが、8割方のお客様を見事に切り盛りしていました。しかも元気の良さと心のこもった接客で!大盛無料やセット割引など大食漢には強いサービスです。まあ好みの問題で大阪以南のラーメンといった感じ。

前回(2013.6.21)食べた品:限定 葱ラーメン880円 他 ワンタンメンやセット  おススメ度:77%

オープンしたばかりの滋賀県初、京都風醤油味の鶏がらスープ+背脂。基本FC方式だが、暖簾分け制度を進める。当ブログでは基本的に全国チェーン店は掲載しないが、新潟初上陸につき。麺の硬さ・醤油の濃さ・背脂の量・一味抜きか・ネギ抜き増し・チャーシューの脂身など調節可能。スープは各店仕込みというのは素晴らしい(ブレはありそうだが)。白根店は、カウンター17席・小上がり4テーブル(6人用)メニューは、ラーメン650円味玉ラーメン750円味噌ラーメン730円こってりラーメン730円ワンタンメン750円チャーシューメン800円。限定メニュー<1日30食>として、葱ラーメン880円冷麺750円旨辛麺830円(近日発売)そしてここからが、この店の単価アップの真骨頂!好きなラーメンにプラス230円でチャーハン・餃子ライス・コロッケライス・白身魚ライス・アジフライライス。プラス330円でから揚げライス・豚キムチライス・ミンチカツライス・牛レバ唐揚げライス・カキフライライスとなり。飲茶系の一品料理も用意。テーブルには、無料の梅干しが用意され、家族連れ向き、ファミリーラーメン店だ。私が頼んだ葱ラーメンは、見た目の縦切り青ネギに圧倒されるが、メンマ・チャーシュー(これはイケません、外国産の極薄肉感のないもの)麺は小麦粉系ストレート固ゆで細麺<これが新潟の人に受けるかどうか>スープは、背脂が浮くアッサリ!?鶏ガラベース醤油スープで、一味唐辛子がピリッと後味を〆る。ただスープのキーンとする味や食後喉に残るキンキン感は好き嫌いが分かれると思う。私も家族連れで行ったが、子供は梅干しに喜び、食後のオープン記念クジに喜んだが、嫁は麺に、子供はラーメンそのものがあまり好みではなかったようだ。我が家も私に付き合わされて相当ラーメンを食べているので、いつのまにかうるさくなってきたか(笑)

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